デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響
デジタル技術の発展により、従来よりも遥かに少ない導入・開発コストで、業務の効率化・自動化や、時間や場所に囚われない快適なサービスの提供、データ分析等を活用した人力では不可能な快適なユーザー体験等の実現が可能となっています。
これにより、既存の業務フローに拘泥せず、従来の業務の中に上手くデジタル技術を取り入れられた企業は、競合他社に対して人力の工夫の積み上げでは追いつく事ができない構造的な競争優位性を得ることができる時代が到来しています。
加えて、自社の業務の一部に対してのデジタル技術の導入を超え、既存の産業の当たり前の業務フローを疑い、その産業が提供している本質的価値をデジタル技術を活用して効率的な形で提供する新たな業務フローを再設計できれば、既存の産業を丸ごと変革するような新たな事業を創出できる機会も存在しています。
経営の方向性及びデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略)の決定
これらデジタル技術の発展によって生じる社会への影響を奇貨と捉え、医療業界に対する知見・ノウハウとデジタル技術を活用した業務改善・新規事業創出のノウハウを組み合わせ、医療業界に特化してデジタル技術を活用した新たな新規事業創出を継続的に行って行きます。
具体的には、一般企業・消費者向けデジタルサービスの成功事例・ノウハウを、医療業界のニーズに当てはまる形に変換し導入する戦略を軸に事業創出を行っていきます。
戦略を効果的に進めるための体制
小林社長を(最高情報責任者)とし、デジタル技術を活用して薬局・介護・医療業界に新たな事業を継続的に創出するための体制を構築しております。事業本部でデジタル技術を活用することで産まれる新たな事業領域について議論を行い、有望な事業領域は部として独立させ事業推進を行っていく体制を取っております。